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3年の命

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こんにちは、
カワセ係長です。

今日は、
「自動売買ソフト」についてお話しします。

「私の作ったEA」のお話しです。

ちょっと長い話になるのですが、
認めたくなかった話なのですが、
認めざるをえない状況になってきました。

「EAの寿命」についてのお話です。

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「EAの寿命」は3年なのかもしれません。
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今さら説明しなくても
読者さんも恐らくご存知かと思いますが、
私の公式EAの調子が良くないです。

「不調期に入ってしまった」とか、
そういう次元を超えてしまってます。

SCH-Trend systemと
GSP-FLOATING systemです。

今年に入って
まったく歯が立っていません。

EAを世に送り出した者として、
本当に、
ただただ申し訳なく思っております。

この2つのEAは、
私の裁量手法をそのまま再現したEAです。

私がこの2つのEAを開発したのは、
今から3年前の2014年ですね。

私の裁量トレードをブログで公開していたら
2014年にfx-onの早川社長の目に留まり、
「EA化してみましょう!」って口説かれて、
そして作ったのがこの2つのEAです。

SCH-Trend system
GSP-FLOATING system

今、こんな事を言っても
全く信じてもらえないと思いますし、
信じてもらう方が難しいと思うんですが、

私はこの2つのEAについて、
絶対的な自信を持っていました。

2014年までアホほど勝っていた手法で、
早川社長から頭を下げられてEA化して、

そしてやっぱり、
EA化しても順調にお金を増やしてくれたためです。

自分で開発したトレード手法。
自分でプログラム化したEA。
自分が取り組んでいた手法。

そこには
絶対的な自信しかありませんでした。

で、EAのリリース後も、
順調にプラスに推移していきましたので、
自信に加えて喜びもプラスです。

沢山の方に手にしていただいて、
実際にご購入者の資産を増やして、
御礼のメールをお受けする事もありました。

自分の作ったロジックが、
自分以外の人の口座残高を増やす訳ですから、
これほど嬉しい事はありませんでした。

しかし。

ご存知の通りの状況ですが、
これまで通用していたロジックが
3年目に全く勝てなくなってしまいました。

EAを作ったのが2014年。
勝てなくなってきたのが2017年。

自分でも信じられなかったのですが、
本当に、急に、
まったく勝てなくなってしまいました。

いかなるトレードロジックにも
相場に応じて好不調があるのは当たり前なので
普段の私は、ちょっとの不調は気にしません。

ですが、
「不調が気にならないレベル」を超えてしまったのが、
2017年の相場でした。

予兆はありました。

Brexit以降あたりからです。

SCHとGSPの内部ロジックを知っている私からみて、
Brexit以降は
「?」と思う値動きが多くなっていきました。

買いが買いを呼ぶ流れ
売りが売りを巻き込む流れ

ポンド円は、
トレンドフォローに向いた通貨ペアですが、
「迷い」が相場に見られ、
「流れ」が途切れる傾向が出てきました。

奇しくも私のEAは、
渦中のポンド円を扱います。

Brexitの中心となる通貨ペアです。

気迷いが出現しやすくなる中で、
ロジックがどんどん通用しなくなっていきました。

そして
極め付けはトランプ大統領の誕生です。

今となっては結果論ですが、
あれでトドメを刺されました。

ハッキリ言って最近の相場は、
テクニカルに沿って動かなくなっています。

日足や4時間足等の長期時間軸チャートに、
テクニカルがまったく沿わなくなってしまいました。

私の好きなボリバンや移動平均線、
これがまったく機能しないのです。

「相場にはサイクルがある」

・・・いつも私が言ってる言葉です。

しかし、
その信念でテクニカルが効く相場を待ちましたが、
SCHとGSPのロジックが
長期チャートに再び効きだす傾向が見えません。

結論を言います。

私の以下のEAについて、
「寿命」が来てしまったのかもしれません。

SCH-Trend systemと
GSP-FLOATING systemです。

絶対的な自信を持っていたロジックなのに、
このような事になってしまって、
ただただ申し訳なく思っております。

信じてご購入いただいた方もいる中で、
悔しいという次元を通り越して

ただただ、
情けない気持ちです。

本当に本当に

申し訳ございません。

誠に申し訳ございません。

今回のSCHとGSPの不調を通して、
私が立てた一つの仮説があります。

それは、
「EAの寿命は3年」という仮説です。

今思えば、
「何年も勝ち続けているEA」に、
私は今まで出会った事がありません。

私はEA業界では、
かなりの古株になってきましたが、

例えば、私より先輩のBandcrossさん

http://fx-on.com/re/?i=Xb%2FC%2FLuWFi%2FpK%2FVMyT31wxeket54usAw3%2FJpSED7JaA

一時代を築いたラッコさん

http://fx-on.com/re/?i=WQM%2BhbtJFj%2BuaX%2BfOy72LqhmzWpkK2fvKrfmA8XXoY0

密かに凄いEAだと思ってたトレンドストリーム

http://fx-on.com/re/?i=kcSOFmkojkwDa5P1%2FOmTNVB4eg9g4ONyrlHlvXQovR0

いずれのEAも、
リリース後に好調に推移していましたが、
通用しなくなったのは「3年目」です。

この「EAの寿命は3年」という仮説に、
何の裏付けも無ければ根拠もありません。

しかし、
何年も前からずっと勝ち続けるEAが存在せず、
私の尊敬する作者も総じて3年目に不調になり
そして、私のEAも3年目に通用しなくなる。

この「結果」に目を向けた時、
「EAの寿命は3年」という仮説を
立てざるを得なくなりました。

今後についてお話しします。

私のEAについてですが、
恐らく求められるのは「バージョンアップ」だと思います。

ですが、
作者という立場からロジックを見た時に、
バージョンアップという行為が最適なのか、
未だに答えを見出せていません。

長期チャートにテクニカルがマッチせず、
ベースロジックが機能しなくなっているためです。

ですので、
そのロジックをこねくり回して、
無理矢理機能させようとしても、
限界があるのでは無いかと感じています。

第一、
私のEAに対する評価は地に落ちていると思いますので、
いくら私が「バージョンアップします」と言っても、

「どうせ使わないから」ということで、
ユーザーさんにとって
なんにもならないかもしれません。

また、別の事例として、
バージョンアップして失敗した
Bandcrossさんという事例があります。

良かれと思ってバージョンアップするも、
彼のEA成績は返って悪くなりました。

【BandCross】
http://fx-on.com/re/?i=WQM%2BhbtJFj%2BuaX%2BfOy72LqhmzWpkK2fvKrfmA8XXoY0

このような事例と同じく、
現在相場に合わせてバージョンアップしても、
Bandcrossさんと同じ結果になってしまう可能性が高いと感じています。

ですので正直、
延命のためのバージョンアップの実施は、

まだ「五分五分」です。

やるか/やらないか
現時点で何とも言えません。

と言うより、
『SCHとGSPに対する
良いバージョンアップ策が見えていない』
というのが正直な状況です。

ただ

だからと言って何もしない訳にはいきませんので、
「カワセ係長として出来る事」を
していきたいと思っております。

せめてもの「出来る事」を
読者さんに公開していきたいと思っています。

ヒントとしては、
「カワセ係長のEA開発塾」ですね。

3年を経た私のEAは、
「寿命が来てしまった」と
認めざるをえない状況になりましたが、

その一方でEA開発塾では、
直近の相場でも結果の出ているEAが、
ボロボロと生まれてきています。

私の作ったEAでは無いです。

しかし逆に言えば
「私の作ったEAでは無い」ので、
今後の期待値が高い物が多いです。

改めまして、
私のEAの結果が出なくなってきてしまい、
本当に申し訳ございません。

ですが、
「私にしか出来ない今後の展開」
が見えてきていますので、

今後にお送りするメールも
お見逃しなくご覧いただければ幸いです。

本日のメールは以上です。

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