10年くらい前、30MBのエクセルで相場検証してました。
以下の記事でSさんという方を紹介しました。
自分でチャートを開いて
「こうしたら勝てるんじゃないか」と
自分自身で検討したのはとても良いこと。
しかし、
「こうすれば勝てるのでは?」だけでは
机上の空論を脱しておらず【甘い】
そこから先が大事。
「検証」が大事。
「こういうルールが良いかも」って思っても
それで実際にトレードしたらどうなるか?の
検証作業の方が遥かに大事なわけです。
たまーにメルマガで話してますが
私は検証作業が大好きでして、
昔はエクセルで相場検証してたんですよ。
2010年~2014年頃ですかね。
当時、ChartTraderってソフトがありまして
そこから右クリック一つで
為替データをダウンロード可能でした。
始値/安値/高値/終値のデータです。
まず、チャートに
色んなインジケータを表示させて
「こうすれば良いかも」と仮説を立てます。
「移動平均線がこうなったら買い」
→これで勝てるかも?という仮説です。
トレードルールです。
で、トレードルールを考えたとして、
それが実際に勝てるかどうか、
分からないじゃないですか。
ですんで当時の私は、
エクセルを使って検証してました。
まず、ChartTraderってソフトから
為替データをダウンロードします。
それをエクセルに貼り付けます。
コピー&ペーストです。
んで、移動平均線とか
平均足とかボリンジャーバンドとか
色んなテクニカルがありますが、
それらは全部計算が可能です。
計算可能であれば、
それはエクセル化が可能という事ですから
私はほとんど全てのテクニカルを
エクセルで表計算化してました。
エクセルでテクニカルを計算し、
任意のタイミングでエントリーするような
そんな表計算エクセルを作成し、
それを使って検証作業をしていました。
2010年~2014年頃に。
そのエクセルファイルは
もう使ってないのですが
こんな感じのシートでございます。
↓当時使ってたエクセルシート↓
A列が日時
B列が始値
C列が高値
D列が安値
E列が終値
F列が14移動平均線の計算値
G列が50移動平均線の計算値
H列がボリンジャーバンド上計算
I列がボリンジャーバンド下計算
J列はエントリーサイン。サイン点灯で〇
K列は含み損益
L列は決済サイン
M列は確定損益
この検証用自作エクセルは
MB列までありました。
縦は3,000行以上ありましたので、
3,000行×260列のエクセルってこと。
横260列のエクセル、見た事あります?
キチガイ以外の何者でもないですね(笑)
エクセルファイル1つで30MBの
そんなキチガイ検証エクセルシートを作り、
自分で考えたトレードルールが
「勝てるのか?」/「勝てないのか?」
ずーっとチマチマ検証をしてたんですよ。
私はここまでやって、
やっと通用するロジックを見つけてました。
そんだけ苦労してたもんだから、
昨日のSさんのロジック見解メールについて
「甘い」って感想が出てしまったんですよ。
ストレートに言えば、
「もっと検証せえ!」
「そんなんじゃ負けるで!」
「検証が甘すぎるわ!」
って話です。
相場は甘くないです。
たまたま勝つ事はあるでしょうが、
「ずっと勝てるロジック」を探すには
相応の検証が必要。
肝に銘じておいてください。
あ、しかしですね。
あんな大ボリュームのエクセル、
誰も作れないと思います(笑)
3,000行×数百列のエクセルなんて
実際に作る馬鹿は私くらいかと(笑)
ですが大丈夫。
EAがありますから。
EA=自動売買ソフトですが、
自動売買ソフトのメリットは
「自動でトレードできる」だけじゃない。
自動売買ソフトには
バックテストという機能があって
過去相場の検証が簡単に出来るんです。
3,000行×数百列のエクセルなんて
作る必要なんてナッシング。
自動売買ソフトなら、
バックテストで検証が簡単にできますし
テクニカルもすぐに出てきますし
エクセルに比べて百億倍簡単です。
まじで簡単。
エクセルで長年検証してた私は、
「え、EA検証こんな楽で良いの?」
って拍子抜けしてしまったのを覚えてます。
ロジック検証は絶対必須です。
しかし、エクセルなんか作る必要なし。
EAさえ作る事ができれば
いくつもロジック検証ができますし
「あんたも、早よEA作りんしゃい」
ってずーっと言ってる訳です。
まじで簡単ですから。
コロナで自粛の流れですし、
家にこもってEAでも作りましょう。
勝てるEAが出来れば
それを出品すればお金になりますし。
EA-BANKは、
ユーザーさんが無料でEAを使えるのに
出品者は報酬受取れますし。
EAユーザー、増えてきてますし。
【EA-BANKの報酬の仕組み】
トレードロジックは検証が超大事。
「同じルールでずっとトレードし続けたら、
お金が増えるのか?どうなるか?」
→これを確認するのが検証。超大事。
あんたも早よEA作りんしゃい。
んでは。