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メンテナンス時間の発注禁止について③

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前回の記事では、

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機会損失によるパフォーマンス低下が確認されます。
但し、EA性能に対する懸念は限定的。
取引回数が6分の5になったSCH-Trend system

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・・・と結論付けました。

しかしこれは大局的な話です。
昨日・今日とよりミクロな観点でみるため、
かなり長期間のチャートについて
個々のトレードを一つ一つ確認いたしました。

以下では、特にその特徴を表していると言えるチャートを紹介します。

1、0:00のエントリーをスルーし、勝ちトレードを逃した。
SCH_20141119(222,-103)-1

上のチャートが通常版、下のチャートが0時スルー版です。
青太線のエントリー時間が0:00だったため、
下の0:00スルー版ではエントリー無しです。
結果、この青太線のロング勝ちトレードを逃しました。

2、0:00のエントリーをスルーし、負けトレードを回避。
SCH_20141119(-4_86)-2.png

上のチャートが通常版、下のチャートが0時スルー版です。
青線の買エントリーは同じタイミングで入りました。
通常版では、途中で赤線の売りが入り損切り、
その後のドテンロング(青線)も損切りとなり、
最初のロングで得た利益を吹き飛ばしています。
しかし、0:00の動きをスルーすると青線のロング一本です。
2回の損切りを喰らうことなく、利益を確保できました。

3、エントリータイミングは違うが総収益に相違は少ない。
SCH_20141119(16,14)-3

上のチャートが通常版、下のチャートが0時スルー版です。
紫チェックの足が0:00のローソク足ですので、
上と下のチャートでエントリーと決済の仕方がかなり違います。

しかし、上の通常版の当期間総収益は、
-3pips、-102pips、+122pipsの合計で+17pips。
下の0:00の全取引スルー版では、
-46pips、-37pips、+99pipsの合計で+16pips。

エントリーと決済のタイミングは異なりますが、
トレンドに乗ろうとするSCHサインのエントリー及び決済ロジックが、
両者の違いを結果として限定的にしています。

・・・チャートを交えての当該懸念に対する解説でした。
以上より、1つ1つのトレードを断片的に見ますと相違が発生し得ますが、
前回の記事で述べさせていただいた通り、
長期的に見れば、SCHサインの有効性に対する懸念は限定的です。

総トレード数が減少しますが、
その比率を大きく超えて総収益が減少したり、
右肩上がりの収益グラフが全く別の物になったりしていないためです。

次の記事では、本件に対する総まとめとなります。

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