早朝のスプレッドが広がる理由を暴露します。
カワセ係長です。
子供らの夏休みが終わりましたねー。
私は家で仕事をしとるもんやから
子供が家に一日中おると
バタバタとうるさくて仕方ないですが
ようやく静かになりましたわい。
それはそうと、
最近の小学生って可哀そうやねぇ。
いや、何が可哀そうか分からんですが、
夏休みは8月29日(木)まででした。
8月31日までが夏休みじゃなくて
8月29日までが夏休み。
2日も早い。
ってか、今年は9月1日は日曜日。
私が少年ならば暴れるかもしれん(笑)
9月1日まで休みにせえ!って。
まー、夏休み期間の話はさておき、
今日はいただいた質問に回答しますね。
真面目にFXのお話しです。
早朝のスプレッドが広がる理由
【Kさんより】
最近、何処のブローカも
早朝スプレッド幅が広がりますが、
何故ですか?
手数料を取るブローカなどは、
以前は広がらなかったように思います。
OANDA東京は、メンテナンス時間を
早朝に毎日設けた為と確認しました。
海外ブローカも同様でしょうか?
【カワセ係長より】
朝のスプレッドが広がる理由ですね。
大きな理由は2点です。
その前に、まず早朝の時間帯なんですが
値動きがホント少なくトレンドも出にくいので
逆張りトレードの絶好のタイミングです。
逆張りすれば面白いほど勝てます。
朝スキャEAが多いのはそのためです。
あまりに勝ててしまうので
「顧客の利益=業者の損失」のFX業者にとって
早朝にトレードされて勝たれたらどうです?
面白くないですよね。
顧客が買ったら業者は損する訳ですから。
ですんで、
なかなか勝てないようにするため、
早朝のスプレッドは広げる傾向にあります。
また、現実的な側面として、
早朝の値動きが少ないのは
市場参加者が少ないためです。
米国やEU圏は夜ですから
アクティブトレーダーが少ないです。
ですんで、
FX会社→カバー先に注文を出しても
その注文自体がなかなか通りにくいです。
薄商いってやつです。
顧客から注文を受けても流しにくかったり
約定価格が離れて業者としてのリスクが大きいので
FX業者側がスプレッドを広げて
リスクを減らしているという側面もあります。
朝スキャEAは色々ありますが、
うまく作られてる物じゃないと勝てないのは
そのような背景のためですね。