日銀の政策転換を受けて
2つのイベントが終わりました。
FRBが利上げをしてこなかったのは想定通り。
一応、下記の記事で記載していましたが、
利上げ無しは、割と簡単に予測できましたね。
↓
9月17日の記事
米大統領選前に利上げはしてこないでしょうから
恐らくは、12月に利上げでしょう。
もちろん利上げは、
「経済の数字がついてきたら」の話ですが。
これからの市場の関心ごとは
徐々に大統領選に移っていく流れになるでしょうね。
で、問題は日銀。
追加緩和はありませんでしたが、
上手いこと言ってきました。
これまでの量的緩和のスタンスを完全に覆し、
「金利ターゲット」を定める政策に転換。
「通貨供給量を大きくすれば物価が上がる」という、
これまでの黒田氏のスタンスから
大きく政策を変えてきました。
今回の発表、大変聞こえが良いです。
10年国債の買い付け量を減らし、
長期金利が0%付近になえるように調整しますので、
銀行や年金基金の運用悪化に歯止めがかかります。
その一方で、
短期国債の買い付け割合を増やし、
中短期金利を下げれば、
円高を望まない産業界からの反発も防げます。
「言う事無し」ですね。
ここからは個人的な見解になりますが、
金利のコントロールは
大きな危険性を孕んでいると思います。
本来、相場や金利は、
官製ではなくマーケットが決めるべきです。
そもそも、
日銀が長期金利をコントロール出来るのか?
コントロールし続けた結果、
経済実態と合わない状態になってしまい、
「出口」がますます遠くなってしまわないのか?
今後、
長期的にリスクの高い相場になりそうです。
さて、
チャートをよく見ますと、
私が以前から引いていた下降トレンドラインに対して、
昨日はキレイに跳ね返されました。
以下はポンド円チャートですが、
139.2円で持った売りポジションは
相変わらずホールド中です。
WブロックトレーディングのBサインも同時に出ていましたので、
ポジションのホールドは、今後も継続です。
底値が厚い感じがするのは、
ドル円が100円割れをトライしているため。
ここからの反発もあり得ますので、
損切の逆指値は下げておいたのですが、
1,500pipsはとってほしいところです。
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カワセ係長が提案する第2のトレンドフォロー・スイングEAです。
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